毎年、冬になると流行を繰り返す
インフルエンザ。
高熱や関節痛、頭痛やめまいなどの症状が
出て、とてもつらい病気です。
このインフルエンザ、毎年流行するので
私たちも「もう、この季節かぁ。」
という感じで、慣れっこになっていますよね。
でもホントは、死亡率の高い
怖い病気なんです。
【まずは敵を知るべし!】
『0.1%』
何の数字かわかりますか?
実は、インフルエンザによる死亡率なんです(>_<) 「たいしたことないじゃん!」 と思うかもしれませんが、 そんなことはありません。 結構、大変な数字なんですよ。 例えば、インフルエンザに 1000人かかったら、1人。 10000人かかったら、10人。 100000人かかったら、100人も 亡くなっているんです。 そして、毎年インフルエンザにかかる人数は 10000000人っっ!
読みにくいですね、すみません。
1000万人とも言われています。
ということは・・・え?
い、いちまんにんも???
この数字、もう、他人事じゃありませんよ。
まずは、インフルエンザがどのような病気
なのか見ていきましょう。
インフルエンザは“インフルエンザウィルス”
がヒトの喉や鼻の粘膜にくっついて
炎症を起こし、感染することにより発病します。
ウィルスの潜伏期間は、1〜2日と短く、
接触感染だけでなく、空気感染もします。
また、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児などは、
インフルエンザにかかりやすい上に
症状が重くなりやすいので、注意が必要です。
特に高齢者では、肺炎を併発したり
持病を悪化させてしまい、死に至るケースが
多数報告されています。
乳幼児の場合は、急性脳症を引き起こす
ケースもあります。
季節性インフルエンザの場合、1シーズンに
100人〜300人の小児が発症し、
何と死亡率は10%に登るということです。
大人でしたら、たいがい一度はかかった
ことがあるインフルエンザ。
実は、怖い病気なんだという認識を
しっかりと持つことが大事です。
【まずは、しっかりと予防しましょう】
インフルエンザを防ぐために有効な予防法は、
1、手洗い
2、うがい
3、マスクの着用
の3つです。
「そんなの知ってるよ」
という声が聞こえてきそうですが
これがいちばん大事なんです。
まず、手洗いは手についたウィルスを
洗い流すために行ないます。
石けんを使い、指やつめの間や手首まで
しっかりと洗いましょう。
手洗い後のアルコール消毒も効果大です。
次に、うがいはのどに侵入したウィルスを
洗い流すために行ないます。
インフルエンザウィルスはのどの粘膜で
増えるので、うがいはとても重要です。
うがい薬を使っても良いですが、
水だけでも十分に効果ありです。
外出から戻ったら、すぐにうがいをする
習慣を身につけましょう。
小さいお子さんなど、うまくうがいをする
ことが出来ない場合は、ぐちゅぐちゅと
口をすすぐだけでもOK。
東京都の保健センターの調査によると、
うがいが習慣化しているヒトは
しないヒトに比べて、風邪にかかる確率が
40%も低かったそうですよ。
最後にマスクですが、
昔ながらのガーゼマスクよりも
不織布のマスクの方が透過性が低いので
予防効果が高いそうです。
マスクをつけるときは、鼻と口の回り
をすっぽりと覆うようにしましょう。
最近では、メイクが落ちにくいマスクなども
発売されており、仕事のときでも
気軽に使えるものがあります。
形や素材など、自分にあったものを
探してみて下さい。
また、インフルエンザウィルスは低温・
乾燥を好みます。
気温20度以下、湿度40%未満になると
一気に増殖を始めます。
ですから、気温が低く、乾燥した日本の冬は
インフルエンザウィルスにとって
最高の環境にあるわけです。
このことから、家にいる時には、
部屋の温度は20度以上、
湿度は50%〜60%に保つのが
理想とされています。
インフルエンザの症状と風邪との違いとは?
【まとめ】
いかがでしたか?
今回はインフルエンザを防ぐための
予防法について調べてみました。
しっかりと予防して、
この冬を元気に乗り切りましょう!