ダイエットに美肌効果!レジスタントプロテインって凄い!


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最近、注目を集めている『レジスタントプロテイン』。TVや健康系雑誌でも特集が組まれ、どこかで耳にしたことがあるはず。食品から摂取できるらしいのですが、いったいどんな食物をどれだけ食べれば良いのでしょうか。わかりやすく解説します。

『レジスタントプロテイン』とは?

言でいうと、ヒトの体内で消化されにくいタンパク質(の仲間)です。

まだ、報告されてからの歴史は浅く、1997年に広島大学の研究チームによって発表されました。消化されにくいと聞くと、「胃腸に良くなさそう…」と思ってしまいますよね。

でも、消化されにくいということは、反対に体内の胃酸や消化酵素の影響を受けにくいということ。せっかく、身体に良い成分を摂りたいと思っても、胃で全部溶かされてしまったら、良い成分を吸収することはできなくなってしまいます。

『レジスタントプロテイン』は、胃酸でも消化されすぎず、小腸でもゆっくりと吸収されていきますので、とても効率的に働いてくれるのです。

『レジスタントプロテイン』は、何に効くの?

『レジスタントプロテイン』は、タンパク質なのに「食物繊維」に似た働きをします。「食物繊維」は、腸内の脂やコレステロールをくっつきやすく、余分な油を体外に出します。また、食後の血糖値上昇を抑えるという効果もあります。

そして、腸内環境の改善・便秘解消にも効果が高いことでも有名です。つまり、「食物繊維」+「食品が持つ栄養素」を摂ったのと同じ効果が得られるというわけです。

では、「食物繊維」にはどんな効果があるのでしょうか?

・便通の改善
・体内のデトックス効果
・美肌効果(腸内環境の改善による)
・ガンの予防
・糖尿病の予防
・コレステロールの低下
・高血圧の予防
・免疫力の向上(腸内環境の改善による)

このように、美肌・デトックスのような美容系から、生活習慣病予防、免疫力の向上まで、様々な効果が期待できます。しかも『レジスタントプロテイン』は、「食物繊維」+その食品の優れた成分をも一緒に摂れるわけですから、更に効果倍増です。

では、『レジスタントプロテイン』はどんな食品に含まれているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

『レジスタントプロテイン』を多く含む食品は?

大豆食品(水煮・豆腐・納豆・きな粉・凍り豆腐など)

大豆のタンパク質は、以前よりコレステロールを低下させる作用があることが知られていましたが、これは『レジスタントプロテイン』のおかげと考えられます。

また、大豆食品は色々とありますが、中でも「凍り豆腐」は大豆よりも『レジスタントプロテイン』の割合が多く、高いコレステロール調節作用を持つことが報告されています。

その上、糖尿病の予防・改善効果(胆汁酸の排出による)があることもわかっており、大豆食品の中ではピカイチです。

蕎麦(そば)

そばに含まれるタンパク質は、血中のコレステロールを減少させることがわかっています。これは、そばに含まれる『レジスタントプロテイン』がコレステロールを便として排泄し、コレステロールが低下するためです。

絹タンパク

蚕の繭糸には、セリシンという『レジスタントプロテイン』が含まれており、大腸ガンの抑制や、便秘改善効果があると言われています。更にセリシンには高い抗酸化力があり、活性酸素の働きを抑える効果もあることがわかっています。

絹のタンパク質なんて「食べてもいいの?」と思われる方もいるかもしれませんが、意外とポピュラーで「シルクパウダー」という名称で売られています。

酒粕(さけかす)

酒粕にはプロラミンという『レジスタントプロテイン』が含まれ、コレステロールの低下や肥満抑制の効果があります。プロラミンには高い脂質吸着作用があり、脂肪の蓄積を抑えることから肥満の解消にも効果があると言われています。

どうやって摂ればいいの?

『レジスタントプロテイン』の大きな特徴に、熱を加えても壊れないという性質があります。ですので、上記の食品はどのような調理方法で食べてもOKです。酵素やビタミンなどは熱で壊れてしまうものが多く調理しにくいのですが、『レジスタントプロテイン』は、煮る・焼く・茹でる・そのままかけるなど、様々な調理方法で摂ることができます。

どのくらいの量を摂ればいいの?

 日本醸造協会発表の研究によると、毎日、酒粕の発酵物を750㎎ずつ摂取したとき有益な結果が出たということです。これを簡単に手に入りやすい酒粕に換算すると…毎日50g。小さめなSサイズの卵といったところでしょうか。毎日は大変な気もしますが、脂肪の蓄積を抑えてくれるのなら頑張れる?

いつ摂ればいいの?

薬ではなくあくまで食品ですので、いつ摂れば良く効くということはありません。毎日、きちんと摂り続けることが重要です。

まとめ

美容・ダイエットから健康まで、様々な効果が期待されている『レジスタントプロテイン』。タンパク質なのに食物繊維に似た働きをすることから、次のような効果があります。

・便通の改善
・体内のデトックス効果
・美肌効果(腸内環境の改善による)
・ガンの予防
・糖尿病の予防
・コレステロールの低下
・高血圧の予防
・免疫力の向上(腸内環境の改善による)

また『レジスタントプロテイン』を多く含む食品には、次のようなものがありました。
・大豆食品(水煮・豆腐・納豆・きな粉・凍り豆腐など)
・蕎麦(そば)
・絹タンパク
・酒粕(さけかす)

『レジスタントプロテイン』は、熱を加えても壊れないため、煮る・焼く・茹でる・そのままかけるなど、様々な調理方法で摂ることができ、何時に摂れば良いということもありません。毎日継続して摂ることが重要です。

色々な食品から摂ることができる『レジスタントプロテイン』ですが、毎日摂るのは大変!という方には、サプリメントをお勧めします。手軽に必要量を摂ることができるサプリメントもたくさんありますので、自分に合った摂取方法を探してみてくださいね。

 

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