「すいません、最近我が家から潤いが出ていったまま
帰ってこないんですが……。（乾燥肌の話です）」
「え、あなたもですか？
…実はうちの潤いも先週からまったく連絡が取れないんです。（乾燥肌の話です）」
「電話してもプルっ！ともしないんですよ……。」
「ああ、うちも同じです…。
何か重大なことに巻き込まれていなきゃいいけど…」
「そうですね、重大なことに巻き込まれているのは
私たちのほうかもしれませんけどねぇ…カサカサ。（乾燥肌対策の話です）」
肌乾燥の季節到来
11月初冬を過ぎるころから、街のあちら
こちらでこんな
言葉が飛び交っているのをよく耳にしますね。
そう、いないんですよねぇ、肌に潤いさんが。
だいたい、夏までは呼ばなくてもあんなにすぐ近くに
いたのねぇ。
冬になった途端これですよ。
あっさり若い女子のところへ行ってプルプルしてますよ。
私はもともと乾燥肌で、毎年木枯らしの時期になると
顔や手足がカサカサしていました。
大人になるとそれが余計ひどくなり、カサカサしだす時期も
年々早くなってきたような気がします。
（私のいう大人とは30歳以上を指します。）
さて、この肌乾燥。
いったい原因は何なのでしょうか？？
潤いを遠ざける原因
乾燥の原因は様々です。
中には、遺伝という方もいるでしょう。
化粧水をたっぷり乾燥した部分につければ
改善すると勘違いして、よけいひどくする方だって
いるかも知れません。
加齢によるもの、洗顔のしかた、水分不足
偏食、皮脂の分泌の低下、紫外線によるバリア機能の低下
空気の乾燥、湿度低下。
数え上げたらきりがありませんが、私たち大人を悩ます
乾燥の原因は、やはり加齢と、生活習慣、洗顔の仕方が
大部分を占めているのです。
ここでご紹介する潤い対策を実践して、
カサカサと早くお別れしましょう。
外側ケア
・洗顔をし過ぎない。
ゴシゴシ笑わな……洗わない。
これは、当たり前の話ですが、私たち大人は
若い時と違い、徐々に肌のバリア機能が低下してきます。
他の肌トラブルのもとにもなりますので、素早く、やさしく、
よく泡立て、水～ぬるま湯で洗いましょう。
体も熱いお風呂にずっと浸かっていると乾燥を招くもとになります。
・スキンケアの仕方。
この時期何もしなくたって、肌がピリピリしちゃうもの。
顔の肌の感触がガサガサしだしたから、ピーリングして
ツルツルにしよう！なんて、ダメ！絶対。
乾燥が気になっている人に、そんなことする人なんて
いないわ。と、仰るかもしれませんが、意外に人間
一人になると何をしでかすかわかりません。
顔を触った指の先がたとえガサガサを見つけて
しまったとしても化粧水とクリームくらいにしたいものです。
米を研ぐときに一番最初に米ぬかがたくさん出ますね。
あれをコットンにたっぷり含ませて3分間パックすれば
下手な高級美容パックよりも効果が見られるし
何よりも安全です。
わけのわからない石油系の界面活性剤オンパレード
化粧品よりも断然おススメですよ。
しかし、パックする3分を過ぎたころから、今度は乾燥が始まりますので
時間は守ってくださいませ。
そのあと、お手持ちのクリームを塗りましょう。
内側ケア
あとは、口に入れるものもかなり関係してきます。
よく水分を多く摂りなさいという人がいますが
私がおススメするのは、やはりただの水です。
お茶類は利尿作用の働くものがけっこう多いので
デトックスなどにはいいかもしれないですが、
水分補給にならず、脱水傾向にあります。
故に、水を飲みましょう♪
あと、食べ物はビタミンAの豊富な豚レバーや、銀だら
にんじん、ほうれん草、春菊なんかいいですよ。
奴らは、皮膚や粘膜を正常にしてくれますので、逆に
不足すると、肌がカサつく原因になるのです。
脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると効果的です。
レバニラなんかいいらしいと聞きました。
どうでもいいけど、レバニラ？ ニラレバ？
一体どっちなんだ！！？？
それから、セラミドって聞いたことありますか？（あるか）
肌を潤わすには必要不可欠な成分です。
水分量が大変なことになっているので、
ぜひ、積極的に摂りましょう。
化粧品にもセラミドが入っているものもありますし、
食べ物なら、こんにゃくやお米に入っています。
あと、できるだけエアコンの効いた部屋にはいない。
外出時はマスクを着ける。
心をカサカサにしないで常に潤わすっ！！
こんなところでしょうか。
さぁ、あなたにピッタリなものはありましたか？
今日からできる対策ばかりですので、さっそく
始めてみてくださいね！！
