ある日突然にプチッとできて、不愉快なのが「口内炎」。
「口内炎」は通常、何もしなくても1週間ほどで良くなりますが、やっぱり少しでも早く治ってほしいですよね。
そんな時には、市販の薬を有効に活用しましょう。
でも、ドラッグストアに行っても、色々なメーカーからたくさんの種類の薬が発売されていて、どれを使えばいいのかわからない……なんて経験ありませんか?
今回は「口内炎」の症状に合わせた市販薬の選び方と使い方をご紹介します。
もくじ
どんな薬を使えばいいの?
「口内炎」は、原因によって大きく4種類に分けることができますが、今回ご紹介するのは、“アフタ性”の「口内炎」に効くお薬です。
あなたの「口内炎」の種類が知りたい方はコチラをどうぞ。
「なかなか治らない口内炎の治し方と原因こんなにあった!」
市販薬の種類
- パッチ
- 軟膏
- スプレー
- トローチ
- うがい薬(マウスウォッシュ)
- 内服薬(飲み薬)
主に、この6種類に分けることができます。
では、それぞれにどんな特徴があるのかを見ていきましょう。
パッチ
- 使い方:患部に貼る
- 効果:食べ物や飲み物から受ける刺激・痛みを防ぐ
- 適した症状:小さいものが2~3個できたとき
- その他:早く治すにはステロイド入りがオススメ。最近では、病院でも処方される“トリアムシノロンアセトニド”という炎症にとても良く効く成分を配合した物も発売されている
軟膏
- 使い方:患部に塗る(綿棒を使うと良い)
- 効果:ツラい痛みを和らげる
- 適した症状:広範囲にできたとき、デコボコした場所にできたとき
- その他:早く治すにはステロイド入りがオススメ。最近では、病院でも処方される“トリアムシノロンアセトニド”という炎症にとても良く効く成分を配合した物も発売されている
スプレー
- 使い方:患部にスプレーする
- 効果:痛みを和らげる
- 適した症状:口の奥など、軟膏やパッチが届きにくい場所にできたとき
- その他:使用前に軽く口をすすぐと、効果が高まる
トローチ
- 使い方:噛まずにゆっくりと口内で溶かす
- 効果:痛みを和らげる、口内の殺菌をする
- その他:口の中で転がすようになめることで、有効成分が全体に行き渡る
うがい薬(マウスウォッシュ)
- 使い方:記載されている使用方法を守って、口内を洗う
- 効果:口の中を清潔に保つことで、悪化を防ぐ
- その他:必ず殺菌効果があるものを選ぶ。ただアルコール濃度の高いものは、かえって刺激を与えてしまうので、低刺激タイプがオススメ。
うがいは「口内炎」の悪化を防ぐだけではなく予防にもなるので、毎日行うのが理想
内服薬(飲み薬)
- 使い方:記載されている用法・容量を守って飲む
- 効果:代謝を上げ、体の中から「口内炎」を改善させる
- 適した症状:「口内炎」が繰り返しできるとき、なかなか治らないとき。 できやすい人は、予防薬としても効果が高い
- その他:市販されているのは、ビタミンB剤。代謝を上げ、タンパク質の合成を促すことにより、「口内炎」をできにくくしたり、治りを早めたりする。繰り返しできる人は、予防薬としての服用がオススメ
あなたに最適の市販薬はこれ!
あなたに必要なお薬を探してみましょう。
「口内炎」の症状についてお答えください。
チェックしてみよう
★数は3個以内である
★大きさは小さ目である
★割と平らな場所にできている
★飲み物でもしみる
■数は3個以上ある
■大きいものもある
■広範囲に広がっている
■デコボコした場所にできている
▲数は3個以上ある
▲口の奥の方にできている
▲指や綿棒が届かない
▲小さいものが固まっている場所もある
◎できる場所が大体決まっている
◎食べ物の好き嫌いが多い
◎一度できるとなかなか治らない
◎再発を繰り返す
お疲れさまでした。質問は以上です。
結果
★:パッチタイプ
■:軟膏タイプ
▲:スプレータイプ
◎:内服薬(飲み薬)タイプ
当てはまる項目が多かったマークが、あなたに合うお薬です。
内服薬と外用薬が同数の場合は、2種類を併用するとより効果が高まりますよ。
最後に、どの市販薬を使用する場合にも、説明書をよく読んで用法・用量を必ず守って下さい。正しく使用することで、効果も高まり副作用のリスクも減らすことができます。
早く治したい口内炎のお薬は、やっぱり通販が便利です。