疲れているのに眠れない!もしかして○○不足が原因かも

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眠れない原因

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疲れているのに、夜眠れないという経験はありませんか?
実は、社会人の8割近くの人が「経験がある」と答えています。たいていの人は「今日は身体を動かさなかったから、寝付けないんだろう」とか「寝る寸前まで仕事(家事)をしていたから、脳が興奮したんだろう」などと軽く思っているようです。
 
もちろん1日だけなら問題はないのですが、それが何日・何週間と続くようなら、『入眠障害』という不眠症の一種の可能性もあります。
また、眠れないから疲れがたまってしまい、たまりすぎた疲労感によって、さらに寝つきが悪くなるという、負のスパイラルにはまってしまうことも。
 
疲れと眠りの関係はどうなっているの?詳しくご説明します。
 

身体からのSOS信号を見逃すな!

生体3大アラームとは?

「疲れたぁ~。」「お疲れさまです。」
このように、私たちは毎日のように“疲れ”という言葉を使っています。あんまりにも日常生活に馴染みすぎていて、“疲れ(疲労感)”に対して危機意識が無くなってしまっているのも事実です。
 
そんな大げさなことをと思われる方も多いでしょうが、実は「疲労感」身体の3大アラームの一つ「痛み」「発熱」と並び、身体の異常を知らせる大事な役割を持っています。
 

疲労の定義は?

では、どのような状態を「疲労」と呼ぶのでしょう?
“仕事やスポーツのしすぎで、能率が低下した状態”を指します。つまり、頭や体の使い過ぎで、エネルギー不足が続いた状態です。
普通 は休憩をとったり、一晩ぐっすりと眠れば回復するのですが、睡眠不足やストレスにより回復しないこともあります。
 

エネルギー不足は補えるの?

疲れがたまった状態とは、人の身体を動かすためのエネルギーが無くなってしまうことです。
ですから、人の身体を動かすためには、体内の細胞に必要な栄養を与えることが重要です。一番手っ取り早くエネルギーを補給できるのは、炭水化物(ブドウ糖)。
 
この時体内では、TCAサイクルという代謝システムによりブドウ糖からエネルギーを作り出し、各細胞に栄養を送っています。
疲れると甘いものが欲しくなるというのは、本当に私たちの身体が必要としていたんですね。

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疲れに効果がありの“あるもの”って何?

最強の助っ人ビタミンB₁

ビタミンBはもちろんご存知ですよね?水溶性ビタミンの一種で、B₁、B₂、B₆、B₁₂の4種類が知られています。その中で、今回着目するのはビタミンB₁。糖質がエネルギーに変わるのをサポートします。白米を主食としており、摂取エネルギーの50%をご飯や麺類などの糖質からとっている日本人には、欠かすことのできない重要なビタミンです。
 

ビタミンB₁が不足するとどうなる?

ビタミンB₁が慢性的に不足すると、糖質の代謝がスムーズにできなくなってしまいます。その結果、人の身体に疲れをもたらす『疲労物質(乳酸・ピルビン酸など)』がたまって、慢性的な疲れや肩こり・筋肉痛といった症状が現れるようになります。
 
また、ビタミンB₁には、神経機能を正常に保つという働きもあるため、不足してしまうと、手足のしびれ・食欲不振・倦怠感などの症状が現れることもあります。
 

ビタミンB₁の摂取方法は?

ビタミンB₁は私たちが毎日食べる食材に含まれています。

●米(玄米がオススメ)
●小麦粉(全粒粉がオススメ)
●豚肉
●大豆
●ウナギ
 
積極的にこれらの食材をとってもダメなときは、ビタミン剤を利用しましょう。ドラッグストアで売っているドリンク剤にも、必ずと言っていいほどビタミンB₁が入っています。
 

まとめ

代謝がうまくいかずに疲労物質をため込んでしまうと、心身ともに疲れすぎてしまい、脳からの指示を受けにくくなります。すると、良質な眠りが得られないばかりか、眠れないことで代謝が落ち疲労がたまる・・という悪循環に陥ってしまいます。
 
そこで今回は、疲労物質の代謝に欠かせない『ビタミンB₁』にスポットを当ててみました。
眠っても疲れが取れないという方。まずは、『ビタミンB₁』不足を解消して、疲労回復から始めてみませんか?

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